先輩〜!この前は、アメリカでの資産運用の仕方を教えてくれて、ありがとうございました。
どういたしまして。アメリカの資産運用は、はじめての人にはわかりにく部分も多いからね。でも、資産運用をやっておかないと、駐在が終わった頃には大損していたから、アメリカに来て早めに聞いてくれて良かったよ。
アメリカに来たらすぐに資産運用するのが一番お得でしたね。早速、この前おすすめしてもらった、VOOというETF(投資信託)を購入したいと思っているんですが、おすすめの証券会社はありますか?
うん、いくつかあるよ。2024年4月現在、一番おすすめなのは「ロビンフッド(Robinhood)」だね。詳しく説明するね。
よろしくお願いします!
時間がない人のために、先に結論!
- アメリカ駐在時に一番おすすめの証券会社はRobinhood(ロビンフッド)!
- 維持費無料・手数料無料・入会ボーナスあり
- スマホから4分で簡単にアカウントを作れる(本記事で開設方法説明あり)
- E*TRADE、Webullもおすすめ
- Robinhoodと同等で、維持費無料・手数料無料・入会ボーナスあり
- 大手が良いなら、Charles SchwabかFidelityでも全然OK
- 維持費・手数料無料
- ただし、入会ボーナスなし
- VOOを買うための証券会社はどこを選んでも違いはないので、気にしなくて良い
- 悩めば悩むだけ、投資の開始時期が遅れるので損をしてしまう
- 悩む時間があるなら、すぐに無料でアカウントを開設して、投資をはじめよう
アメリカの証券会社の必須条件は手数料が無料かどうか
VOOを毎月積み立てで買っていくことを考えるときに一番大事なのは、手数料が無料の証券会社を選ぶことだね。
なるほど。どういった会社が手数料無料なんですか?
アメリカでは、投資がかなり一般的だから、手数料無料の証券会社はかなり多いよ。あげるときりがないくらいだよ。
そうなんですね。
アメリカ駐在時の証券会社はキャンペーンの有無で決めてよい
なので、証券会社を選ぶときに、次にみるべきポイントは、今、どういった口座開設キャンペーンをやっているかだね。
キャンペーンあるなら、絶対そっちの方が良いですよね。
うん、そうだね。ただ、多くの証券会社ではキャンペーンやってないんだよね。たとえば、アメリカの証券会社最大手のCharles SchwabとFidelityは入会キャンペーンやっていないんだよね。
大手だと既に顧客も多いし、キャンペーンなんかしなくても、勝手に人が集まりますしね。
そうだね。キャンペーンをやっている証券会社というのは、最大手ではないけれど、すでに証券会社として評判が高く、頑張って上位に追いつこうとしているところだね。有名どころだと、Robinhood、Webull、E*TRADEなどだね。
じゃ、その三択になりますね。
そうだね。この3つからどれか選んでおけば、大丈夫だよ。この3つから適当に選んだとしても、違いは誤差レベルだからね。それより、資産運用が1ヶ月遅れる方が、よっぽど大きな損失につながるよ。
手数料と入会ボーナス以外の違いは無視してOK
手数料や入会ボーナス以外に、それぞれの証券会社の違いはありますか?
あるけど、VOOを買うという意味では、重要じゃないポイントばかりだよ。
そうなんですね。
たとえば、購入出来る銘柄が多いとか、ETFだけでなく暗号資産を買えるとか、IRA(アメリカ版NISA)に対応しているとか、いろんな違いがあるよ。
取扱銘柄が少ない証券会社でも、VOOは買えるんですか?
うん、もちろん買えるから、心配しなくて大丈夫。
アメリカの証券会社はRobinhoodが一番おすすめ
さきほど、手数料が無料で、入会ボーナスがあるものとして、Robinhood、E*TRADE、Webullがあがっていましたが、どこにすればいいんですか?
正直、その3つはほとんど違いがないから、どこを選んでも問題ないよ。少しだけキャンペーン内容に違いがあるくらいだからね。
どう違うんですか?
Robinhoodで口座を開くと、2〜200ドル分の価値がある株をもらえるね。大体、AppleやAmazonとかの大企業のものだね。
有名な株がもらえるのは嬉しいですね。
Webullで口座を開くと、$500以上を預けたら、今だと20個の株がランダムでもらえるね。これも大体Apple、Amazonとかの有名どころが多いよ。
20個ももらえるのはお得ですね。
そうだね。とはいえ、RobinhoodもWebullも、もらえる株は大体数ドル分の価値しかないことが多いから、とってもお得というわけではないよ。でも何ももらえないより、もらえた方がいいね。
間違いないですね。
E*TRADEの方は、投資口座に入れた金額に応じて、投資に使えるお金がもらえるね。ただ、お金をもらうための最低預金額が1万ドル以上とかなり高額だよ。もし1万ドル預けたら、50ドルもらえるね。
いきなり1万ドルというのは、ちょっとためらいますね。うーん、どれにするか悩むなぁ。
正直、3つはどれも同じで、これによって資産運用の成績が変わるわけではないよ。むしろ、悩んで口座を作るのが遅くなればなるほど損をしていることになるね。だから、一番気軽にはじめられて、手数料も無料で、入会ボーナスの株ももらえるRobinhoodがおすすめだね。
確かに、こんなところ悩むのは意味がないですよね。じゃあ、Robinhoodにします!
Robinhoodの口座の開設方法(所要時間:4分)
Robinhoodの口座はどうやって開設すればいいんですか?
具体的に解説するね。
事前に必要なもの
事前に準備するのは、これだけでいいよ。
- SSN
- スマートフォンあるいはタブレット端末(PCからできません)
- 銀行口座情報
アカウントの設定
まずは、Robinhoodのアカウントを作っていこう。全部、スマホでやれるから簡単だよ。まずは、以下のボタンから、Robinhoodのトップページにアクセスしてね。
- 「Sign Up(アカウントを開設)」をクリック
- メールアドレス、パスワード、名前、電話番号、生年月日、居住地の住所、国籍などを入力
- 「Where are you a citizen?」という国籍についての質問には「Japan」と回答
- SSN番号の入力
- 「How much investment experience do you have?(投資経験はどれぐらいあるか?)」という質問
- 選択肢は、「None(経験なし)」、「Not much(少し)」、「I know what I’m doing(平均以上)」、「I’m an expart(投資専門家)」
- 単なる調査目的なので、当てはまるものを正直に選べば大丈夫
- NISAをやっていたなら、「Not much」で良いです
- 「Commission-Free Option Trading(オプション取引)」を有効にするかの質問
- 「No」でOK
- その後、あなたの雇用情報の追加情報が聞かれる場合がありますが、そのまま答えましょう
- 最後に、2つの同意書の確認が求られめます
- ページ下部の「Agree and Continue(同意して続行)」をクリック
資金の振り込み
次に、投資用のお金をRobinhoodの口座に振り込むよ。最低の預入金額は1ドルだから、気楽にはじめられるね。
- 投資に使う銀行を選ぶ
- 口座を選ぶ
- 最初に振り込む金額を選ぶ
- NISAの時と同じぐらいの額(3万3333円)ということで、200ドルぐらいからはじめてもいいよ。まずは様子見ということで、とりあえず10ドルぐらいからはじめても大丈夫。好きに決めよう。
- 「Set a deposit schedule(自動振り込みの設定)」は、今は設定しなくて大丈夫です(あとで変更可能)
これでアカウント登録が完了だよ。簡単だったでしょ。
本当に4分で終わりましたね。超簡単でした!
だよね。ただ、今からすぐに使えるわけではないので、注意だよ。大体、Robinhoodの審査が4〜7日はかかるから、その間は少し待っていよう。
ロビンフッド口座の解約もアプリで簡単にできる
ちなみに、ロビンフッドの口座を解約する時はどうすればいいんですか?
解約も全部アプリで簡単に出来るよ。まず、すべての保有している株・ETFを売却したあと、預金を自分の銀行にちゃんと移すよ。それから、アプリの「Account Information」のところから、「Deactivate Account(アカウントを解約する)」を選ぶだけで終わり。
え、超簡単ですね!
うん。一部の証券口座には、解約手続きが面倒くさいところがあるけど、ロビンフッドはそんな心配はまったくないよ。
入会ボーナスの株を無料でゲットする
入会ボーナスでもらえる株は、受け取り手続きが必要だから、忘れないでね。
- アプリのトップに、「Claim free stock」とあるので、そこからボーナスの株を受け取ろう
- 大体2〜200ドル分の価値の株がもらえます
- AppleやMicrosoftなど、S&P 500の構成銘柄の株であることがほとんど
- 200ドル分の価値がある株がもらえることは非常にまれなので、あまり期待しないようにしましょう
おっ、入会ボーナスの株でAppleゲットした!
これからどうやってETF(投資信託)を買えばいいんですか?
具体的な積み立て方法などは次回詳しく説明するね。
まとめ:アメリカ駐在時の資産運用はRobinhoodがおすすめ
- アメリカ駐在時に一番おすすめの証券会社はRobinhood(ロビンフッド)!
- 維持費無料・手数料無料・入会ボーナスあり
- スマホから4分で簡単にアカウントを作れる(本記事で開設方法説明あり)
- E*TRADE、Webullもおすすめ
- Robinhoodと同等で、維持費無料・手数料無料・入会ボーナスあり
- 大手が良いなら、Charles SchwabかFidelityでも全然OK
- 維持費・手数料無料
- ただし、入会ボーナスなし
- VOOを買うための証券会社はどこを選んでも違いはないので、気にしなくて良い
- 悩めば悩むだけ、投資の開始時期が遅れるので損をしてしまう
- 悩む時間があるなら、すぐに無料でアカウントを開設して、投資をはじめよう