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アメリカ駐在から日本への最終帰国後の資産運用はこれ一択!【2024年最新】

アメリカ駐在から日本への最終帰国後、新NISAで資産運用をすぐに再開しよう 日本への最終帰国
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前回のおさらい
後輩
後輩

先輩〜!おはようございます。日本に無事に到着しましたか?

先輩
先輩

こっちは今は夜だから、こんばんはだね。うん、無事に日本に着いたよ。6年のアメリカ駐在は楽しかったけど、やっぱり日本は住みやすいね。

後輩
後輩

アメリカにいると、日本は物価も安くて、おいしいもの多くて、良かったな〜って思いますね。先輩は日本に到着したばかりで疲れてると思うので、ゆっくりしてくださいね。

先輩
先輩

ありがとう。でも、色々やることがあるんだよね。たとえば、NISAを再開するとかね。

後輩
後輩

え、もうNISA再開しようとしてるんですか!さすがです。

先輩
先輩

そうだね。日本に帰ったら、一刻も早くNISA再開しないと損をしてしまうからね。そして、最初に積み立ての設定さえしていれば、あとの数十年間はほったらかしておけばいいからね。

時間がない人のために、先に結論!

  • アメリカ駐在から日本へ最終帰国したら、できるだけはやくNISAを再開する
    • 2024年からはじまった新NISAは海外駐在員にメリットが大きくなるように改善
    • 1年間の投資上限が360万円と大幅アップしたため、海外駐在時の資産形成の遅れをすぐに取り戻すことが可能に
  • 日本に帰国したら、すぐに「楽天証券」か「SBI証券」のNISA口座を開く
  • 購入する銘柄は「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」か「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」でOK
    • 帰国1〜2年目は、アメリカで貯めたお帰国1〜2年目は、生活防衛費(生活費3〜6ヶ月分)だけを残し、アメリカで貯めたお金(余剰資金)を上限の360万円になるように投資に回すを、出来るだけ上限の360万円まで投資に使う
    • 余剰資金をすべて投資に回したら、あとは毎月少しずつ投資していく
    • クレジット投信積み立ての設定をしたら、あとは「ほったらかし」
  • 一番シンプルで、おすすめのNISAのやり方は、駐在員が「楽天証券」、配偶者が「SBI証券」を開き、クレジット投信で毎月5万円ずつ「オルカン」を購入すること

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2024年からの新NISAは海外駐在員のために改善された

後輩
後輩

そもそも、2024年からはじまった新NISAは、これまでのNISAとどう変わったんですか?

先輩
先輩

一言で言えば、海外駐在員にとって、とても有利になるように制度が修正されたね。

後輩
後輩

え、そうなんですか?

先輩
先輩

うん。今までの「つみたてNISA」だと年間に40万円までしか投資ができなかったんだよね。だから、海外駐在から帰ってきて、遅れた資産形成を取り戻そうとしても、上限が年間40万円だったから、全然遅れを取り戻せなかったんだ。

後輩
後輩

ふむふむ。

先輩
先輩

でも、新NISAでは、年間360万円まで投資できるようになったんだ。

後輩
後輩

360万!でも、普通のサラリーマンはこんなに多くのお金をNISAに回すことは出来なくないですか?

先輩
先輩

そうだね。でも、海外駐在員だったら、海外赴任時に貯めたまとまったお金があるはずだよね。それをまとめれば、360万円ぐらいにはなるんじゃないかな?

後輩
後輩

確かに。アメリカ駐在中に、こつこつ投資して貯めたお金があります。あと、ドル高だったので、日本円に戻したら、ある程度の金額になりますね。

先輩
先輩

だよね。つまり、アメリカ駐在員は、日本に帰国した年から、NISAに多くのお金を使えるから、海外駐在による資産形成の遅れも、すぐに取り戻すことができるようになったんだ。

後輩
後輩

なるほど。

先輩
先輩

なので、日本に戻ったら、一刻もはやくNISAを再開するのがおすすめだよ。

新NISAでの資産運用におすすめの証券会社

今でもNISAで人気なのは「楽天証券」「SBI証券」

後輩
後輩

日本に帰ったら、どの証券会社で新NISAをやればいいですか?

先輩
先輩

楽天証券SBI証券を選べばいいよ。この2つが業界のツートップであることはずっと変わってないね。楽天証券とSBI証券の間には大きな違いはないけど、それ以外の証券会社とはかなり差があるからね。

後輩
後輩

なるほど。どうやって選べばいいですか?

先輩
先輩

楽天関連サービスをよく使うなら、今回も楽天証券を使えば大丈夫。普段、あまり楽天のサービスを使っていないなら、最近勢いのあるSBI証券の方がおすすめ。でも、本当に大きな違いはないから、あまり気にする必要はないよ。むしろ、悩んでいる時間がもったいないだけ。

後輩
後輩

そうなんですね。

今はクレジットカードを使った投資がお得

先輩
先輩

ただ、1つだけ気をつけてほしいのが、今だとクレジットカードを使って、投資信託(クレジット投信)の積み立て設定をするのがお得なこと。毎月10万円という上限はあるけれど、ポイントが還元されてお得だよ。

後輩
後輩

なるほど。

先輩
先輩

ポイントが最大化される、最適な銀行口座・クレジットカードの組み合わせも紹介するね。

後輩
後輩

よろしくお願いします。

新NISAで楽天証券をお得に使う方法

おすすめのクレジットカードと銀行の組み合わせ

  • 楽天証券
    • クレジットカード
      • 「楽天カード」(年会費永年無料):ポイント還元0.5%
      • 楽天プレミアムカード」(年会費1万1000円):ポイント還元1.0% おすすめ!
    • 楽天証券入金用・クレジットカード引き落とし用口座
      • 「楽天銀行」
      • ただし、絶対必要というわけではないので、今まで使っていた銀行ではじめてもOK

「楽天プレミアムカード」はメリット豊富でおすすめ

先輩
先輩

楽天プレミアムカード」は年会費1万1000円とお高めだけど、クレジット投信で1%ポイント還元だけでなく、空港ラウンジを無料で使える(2024年まで無制限、2025年から年間5回まで)ので、お得だよ。もはや、海外駐在員のために、作られたクレカと言っても過言じゃないぐらいだね。

後輩
後輩

海外駐在員は、日本に帰ってからも国内・海外出張は多いので、空港ラウンジが使えるクレカはありがたいですね。

先輩
先輩

そうだね。空港ラウンジが使えるクレカは他にもあるけど、こんなに安いのは「楽天プレミアムカード」だけだね。

楽天ポイントは使い勝手がとても良い

先輩
先輩

クレジット投信積み立てで貯まる「楽天ポイントは、他社のポイントと比べてかなり使いやすいからおすすめ。たとえば、楽天Payや楽天Edyなどで、コンビニや飲食店など、色々なところで使えるよ。

後輩
後輩

貯めたポイントって、気づいたら失効していることが多いですが、楽天ポイントなら、その心配はなさそうですね。

新NISAでSBI証券をお得に使う方法

おすすめのクレジットカードと銀行の組み合わせ

  • SBI証券
    • クレジットカード
    • SBI証券入金用・クレジットカード引き落とし用口座
      • 「SBI新生銀行」 おすすめ!
      • 「住信SBIネット銀行」
      • ただし、絶対必要というわけではないので、今まで使っていた銀行ではじめてもOK

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永年無料にできる「三井住友カード ゴールド(NL)」はとてもおすすめ

先輩
先輩

SBI証券でクレジット投信積み立てをやるなら、三井住友カード ゴールド(NL)」(年会費5500円)がおすすめ。ちょうど今は、期間限定で、信じられないほどお得なキャンペーンをやってるんだ。

後輩
後輩

どういうキャンペーンですか?

先輩
先輩

それは、1年目に100万円を使うだけで、その翌年以降ずっと年会費が無料(永年無料)になるというもの。帰国直後は、色々とお金を使うことが多いと思うから、100万円という条件は簡単に達成できそうだね。もちろん、毎月10万円までクレジット投信に使えば、さらに簡単に達成出来るね。

後輩
後輩

ゴールドカードが永年無料ってすごいですね。なんでこんなすごいキャンペーンやってるんですか?

先輩
先輩

答えは簡単で、SBI証券の最大ライバルである楽天証券に、一気に攻勢をかけようとしているからだよ。近年、楽天はモバイル事業で大きな赤字を出し続けていて、この数ヶ月でも、楽天関連サービス(市場、カード、証券など)の特典縮小が次々と発表されてるんだ。なので、三井住友カード・SBI証券は、このチャンスに楽天のお客さんを一気に取ってしまおうとしているんだよ。

Vポイントは使いにくいので注意

先輩
先輩

ただ、1つだけ気をつけないといけないのが、Vポイントが1%還元されるとは言っても、楽天ポイントに比べると使いづらいポイントであること。ポイントの交換し忘れなどには注意しよう。

後輩
後輩

気をつけます。

先輩
先輩

一応、2024年春からVポイントとツタヤなどのTポイントが統合され、Vポイントという新しいサービスが開始されるので、今までよりは使いやすくなるとは思うよ。

新NISAにおすすめの投資信託・銘柄と運用方法

買うのはもちろん、eMAXIS Slimのオルカンか米国株(S&P 500)だけ

後輩
後輩

新NISAでおすすめの投資信託はありますか?

先輩
先輩

もちろん、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」(通称オルカン)か「eMAXIS Slim 米国株式(S&P 500)」だね。

後輩
後輩

やっぱり、この2つが安定なんですね。

先輩
先輩

そうだね。日本で圧倒的に売れている、この2つのどちらかを買っておけば、間違いない。

後輩
後輩

先輩は、アメリカでの資産運用では、S&P 500に連動する「VOO」をおすすめしていましたけど、日本での資産運用は、オルカンか米国株(S&P 500)のどっちがいいとかあるんですか?

先輩
先輩

アメリカにいるときは、投資期間が短くなるから「VOO」をおすすめしていたけど、日本での投資は長期になるから、オルカンでも米国株(S&P 500)でもどっちでもいいよ。あえて基準をあげるなら、以下のように考えよう。

オルカンと米国株(S&P 500)のどちらを選ぶかの基準

自分が定年になった頃、どちらの未来図を予想するかで、該当する方を100%買えばOK

  • アメリカが世界の経済のリーダーであり続けると予想→「米国株(S&P 500)」
  • もし他の国がもっと成長していると予想→「オルカン」

どちらも選べなければ、「オルカン」を100%買っておけばOK

つみたて枠、成長投資枠は気にしなくてOK

後輩
後輩

新NISAには、「つみたて枠」と「成長投資枠」という2つの枠があるって聞いたんですが、どのように使い分ければいいんですか?

先輩
先輩

「オルカン」か「米国株(S&P 500)」を買う上では、2つの枠の違いは気にする必要ゼロだね。まずは、「つみたて枠」から埋めていき、その上限が来たら、「成長投資枠」で買っていくだけでOKだよ。

後輩
後輩

「成長投資枠」では、アメリカのETFも買えるって聞いたんですが・・・。

先輩
先輩

そうだね。でも、それも気にしなくていいよ。アメリカでは、VOOなどのアメリカのETFを買うことをおすすめしていた別の理由に、税金の関係上、有利だったこともあるんだ。でも、日本でアメリカのETFを買うのはそれほどお得じゃないよ。

後輩
後輩

そうなんですね。

先輩
先輩

あと、アメリカでの資産運用の時にも話したけど、色々な投資信託やETFを調べるのは楽しいけど、素人の付け焼き刃の知識で儲けが出るほど、投資の世界は甘くないからね。インスタとか、色々なサイトで、証券アナリストや自称投資家が、おすすめの高配当株とかETFとかをあげているけど、全部無視していい。「オルカン」か「米国株(S&P 500)」だけを買っておけばいいよ。

後輩
後輩

前にも言っていた、「情報商材屋」って人たちですね。もし、絶対に儲かる株があるなら、その人はとっくに儲かっていて、今頃、南の島で悠々自適に暮らしているはずだけど、実際は全然儲かってない(むしろ株で大損している)から、その穴埋めのために、適当なマニュアルとかを販売しているんでしたね。

先輩
先輩

そうそう。インスタでよくある、「高配当株のことが知りたければ、○○ってコメントしてくれたら、DMで送ります」みたいなやつだね。あんなことしている人は、全員ブロックでOKだよ。

アメリカ駐在時に貯めていたお金もNISAに回す

先輩
先輩

アメリカ駐在から帰る頃には、ある程度お金が貯まっていると思うから、帰国1〜2年目にそれを投資していこう。

後輩
後輩

でも、せっかくドルをたくさん貯めたのに、日本円に両替するのもったいなくないですか?

先輩
先輩

いや、ドルをもっていても、アメリカの毎年2%の物価上昇率によって、価値がどんどん目減りして、損をするだけだよ。なので、アメリカで貯めたすべてのドルは、「Wise」業界最安の手数料)を使って日本の銀行口座に送金し、NISAの資金として使おう

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後輩
後輩

確かに、ただ預金しておくのは、アメリカでも絶対NGな行為でしたね。素直に日本円に換えます。

先輩
先輩

生活防衛費(生活費3〜6ヶ月分)を残して、余ったお金をNISAの上限(年間360万円)になるように早めに投資していこう。たとえば、以下のようなシミュレーションを紹介しておくね。

日本帰国後の投資プランのシミュレーション
  • 3人家族
    • アメリカ駐在時に貯めたお金(余剰資金):600万円
      • 生活防衛費(生活費6ヶ月分)の200万円は含まない
    • 日本での年間の生活費:400万円
    • 9月に日本に帰国し、NISA再開
  • 帰国1年目(9〜12月)の投資プラン
    • 9〜12月の1ヶ月ごとに90万円(360万円÷4)ずつ、4回投資
      • 年間のNISA投資上限360万円を使い切ることができる
    • 残り余剰資金240万円
  • 帰国2年目の投資プラン
    • 1〜4月の1ヶ月ごとに60万円(240万円÷4)ずつ、4回投資
      • 余剰資金600万円をすべて使い切ったことになる
    • NISA上限まで残り120万円
      • 可能性1:5〜12月の1ヶ月ごとに15万円(120万円÷8)ずつ、8回投資
        • 年間のNISA投資上限360万円を使い切ることができる
      • 可能性2:5〜12月の1ヶ月ごとに5万円(できる範囲で)ずつ、8回投資
        • 年間のNISA投資上限360万円を使い切ることができていないが、余剰資金は使い切っているので問題なし
後輩
後輩

アメリカで貯めたお金を全部NISAに入れたあと、毎月の投資額はどうやって決めればいいんですか?

先輩
先輩

余剰資金を12等分すればいいよ。たとえば、以下のようなシミュレーションができるね。

NISA投資額のシミュレーション
  • 世帯収入:手取り600万円
  • 年間の生活費:400万円
  • 年間うまれる余剰資金:200万円(世帯収入 − 年間の生活費)
    • 生活防衛費(生活費6ヶ月分)の200万円は別に確保しているとする
  • NISAへの投資額=200万円(余剰資金)
    • 1ヶ月当たりの投資額:約17万円(200万円÷12)
    • ただし、実際には臨時の出費があるので、この金額より少なくても全然OK
後輩
後輩

なるほど。

先輩
先輩

手取り600万だと毎月17万円(世帯合計)の投資だね。でも、これは多く見積もった金額だから、あまり気にしなくていいよ。もしもの事態が起きると、かつかつになってしまうかもしれないし。代わりに、たとえば、夫婦がそれぞれクレジット投信を毎月5万円(世帯合計10万円)して、1年の終わりに、まだ余剰資金がありそうなら、スポットでNISAに積み立てるのも良いと思う。余っているお金を銀行に預金する感覚でね。

後輩
後輩

銀行に預金と言っても、そんなに簡単に引き出せたりはしないんですよね?

先輩
先輩

いや、よく勘違いされるんだけど、NISAはiDeCoと違って、いつでも投資信託を売却できるよ。もし多くのお金をNISAに投資しすぎていて、臨時の出費などで生活費が足りなくなったら、投資信託の一部を売却すればいいだけ。もちろん非課税だよ。ただ、多少の売却手数料がかかるから、頻繁に売却はしない方がいいけど。

後輩
後輩

いつでも売却できるというのは、かなり安心ですね。

先輩
先輩

間違っても、銀行口座に生活防衛費以上のお金を入れないようにしようね。もちろん、預金口座にお金がたくさんあるのは安心すると思うけど、いつも話しているように、口座にお金を入れておくとお金の価値が年々目減りしていくだけだからね。

後輩
後輩

毎年の物価上昇率と、銀行の金利を比べて、その差だけ価値が目減りしていくんでしたね。日本もここ数年は物価上昇が著しいですしね。

夫婦それぞれでのNISA口座をもってもいいし、1つにまとめてもいい

後輩
後輩

夫婦でそれぞれでNISAの口座を作った方がいいんですかね?

先輩
先輩

それはどっちでも大きな差はないね。旧NISAだったら、年間上限額が40万円しかなかったから、2人でやった方が絶対得だったよ。でも、新NISAは上限額が360万円になって、1人でこの上限まで投資できる人は多くないから、夫婦2人分を1つにまとめて投資しても問題ないよ。

後輩
後輩

夫婦それぞれがNISA口座をつくるメリットとかありますか?

先輩
先輩

ほんの少しだけ分散効果が期待できることだね。たとえば、旦那さんが楽天証券を使い、奥さんがSBI証券を使えば、どちらかの証券会社の特典に変更があった場合(たとえば、還元率が減らされた場合)でも、損失を分散できるね。

後輩
後輩

夫婦それぞれでもつ場合、購入する投資信託も別々にした方がいいですか?

先輩
先輩

それは分散効果はほとんどないね。「オルカン」・「米国株(S&P 500)」に含まれている株って500社分ぐらいあって、既にかなり分散されているんだよね。しかも、2つを構成する銘柄もかなり重なっているからね。それなら、別々のNISA口座を作っても、同じ銘柄を買った方が良いと思う。

後輩
後輩

そう聞くと、夫婦それぞれがNISA口座をもつメリットは大きくなさそうですね。

先輩
先輩

そうだね。メリットもデメリットもないって感じだね。一応、デメリットとしては、口座を2つ作る手間や、還元されるポイントが二社に分散される(楽天ポイントとVポイント)ので、ポイント利用が少し非効率になることはあげられるね。もちろん、夫婦それぞれに投資の考えがあるだろうから、それぞれのNISA口座をもっても全然いいし、2つ作って損になるということはないから、そこは心配しなくてOKだよ。

後輩
後輩

あるいは、さっき先輩が言っていた、夫婦がそれぞれNISA口座を作り、クレジット投信を毎月5万円(世帯合計10万円)していくというのでも良いですかね?

先輩
先輩

うん、それが一番シンプルで、おすすめだね。

日本帰国後すぐに新NISAを再開し、あとは「ほったらかし」

先輩
先輩

NISAでとにかく大事なのは、一日でも早く投資を再開して、できるだけの多くのお金を投資し、アメリカ駐在での資産形成の遅れを取り戻すことなんだ。証券会社や購入する投資信託を悩めば悩むほど、投資の開始時期が遅れるから、結果的に、資産運用上は損をすることになるよ。

後輩
後輩

そうですね。

先輩
先輩

今回、おすすめの証券会社、クレカ、銀行、投資信託を紹介したけど、他のサイトでさらに調べれば調べるほど、どんどん投資が遅れて、実質損をすることになるだけだからね。なので、さらに調べる暇があったら、今すぐにSBI証券楽天証券でNISA用の証券口座を開き、eMAXIS Slimの「オルカン」か「米国株(S&P 500)」を買い始めた方が絶対に利益は上がるよ。

後輩
後輩

確かにそうですね。

先輩
先輩

積み立ての設定が終わったら、あとは「ほったらかし」にしておけば大丈夫。もう、株価の上がり下がりなんて気にする必要ないよ。忘れてOK。NISAというのは、僕たちの老後のためのもので、短期的な利益を得るためのものではなく、長期的な利益を得るためのもの。定年までのあいだ、毎月ちょっとずつ買っていけば、定年を迎えたときには、絶対に今よりお金がかなり増えているからね。

まとめ:アメリカ駐在が終わったら、すぐに新NISAを再開しよう

\ネット証券顧客満足度No.1!/

  • アメリカ駐在から日本へ最終帰国したら、できるだけはやくNISAを再開する
    • 2024年からはじまった新NISAは海外駐在員にメリットが大きくなるように改善
    • 1年間の投資上限が360万円と大幅アップしたため、海外駐在時の資産形成の遅れをすぐに取り戻すことが可能に
  • 日本に帰国したら、すぐに「楽天証券」か「SBI証券」のNISA口座を開く
  • 購入する銘柄は「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」か「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」でOK
    • 帰国1〜2年目は、生活防衛費(生活費3〜6ヶ月分)だけを残し、アメリカで貯めたお金(余剰資金)を上限の360万円になるように投資に回す
    • 余剰資金をすべて投資に回したら、あとは毎月少しずつ投資していく
    • クレジット投信積み立ての設定をしたら、あとは「ほったらかし」
  • 一番シンプルで、おすすめのNISAのやり方は、駐在員が「楽天証券」、配偶者が「SBI証券」を開き、クレジット投信で毎月5万円ずつ「オルカン」を購入すること

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