先輩〜!前に、アメリカ駐在員の資産運用に必須と言っていた「Wise」のアカウントを作りたいんですけど、やり方教えてくれませんか?
もちろん!「Wise」は業界最安の海外送金サービスを提供しているから、日本からアメリカ、アメリカから日本に資産を移すときに一番お得だから、アメリカ駐在員がお得に資産運用をするには必須だよ。簡単に無料でアカウントを作れるから、詳しく説明するね!
時間がない人のために、先に結論!
- 「Wise」は簡単に無料登録できる
- Wiseは、業界最安の海外送金など、お得な金融サービスをたくさん提供している
- 日本での登録には、マイナンバーカードなどが必要
- アメリカ駐在をはじめる前に、日本でアカウント登録・本人確認を終わらせておくのがおすすめ
- アメリカ駐在員が資産運用をお得にするために「Wise」は必須
- アメリカで資産運用するときに、日本のお金をお得に両替して、投資の元本に使える
- 日本最終帰国後、NISAを再開するときに、アメリカのお金をお得に両替して、投資の元本に使える
WISEへのアカウント登録、送金方法、本人確認について
Wiseの登録方法と実際の海外送金のやり方を説明するね。Wiseの登録・使用には、3つのステップが必要だよ。
- Wiseアカウント作成
- 送金
- 本人確認
事前に準備するもの
それぞれに、以下のような事前準備が必要なので、その準備ができたら、手続きをはじめてね。なお、「1. Wiseアカウント」だけは簡単にできるので、まずをそれだけしておいても良いよ。
Wiseアカウントの作成
準備ができたら、Wiseのアカウントを無料で作成しよう。まず、下のボタンから、Wiseのホームページにアクセスしてね。
- 画面真ん中の「アカウントを開設する」か、画面右上の「会員登録」を選ぶ
- どちらでも内容は一緒だよ
- 「メールアドレス」を入力
- 「アカウントの種類」で「個人アカウント」を選ぶ
- 「居住国」で「日本」を選ぶ
- アメリカで作る場合は、「アメリカ」を選んでね
- アメリカでは、アメリカの住所、電話番号、ID(パスポート、SSNなど)が必要になるよ
- 次に、「電話番号」で、日本の国番号「+81」を選んで、自分の番号を入力
- 携帯電話の「メッセージ」というアプリに、認証コードが送られるので、それを入力
- もし認証コードが届かない場合は、電話番号の最初の「0」を1つ消して、再度試してみよう(たとえば、電話番号が「080-xxxx-yyyy」なら、「80xxxxyyyy」と入力)
- 「パスワード」を設定
まずはこれでWiseのアカウント作成完了!このあと、次の画面に自動的に変わるよ。
ここまでは一瞬で出来ますね。
送金する(後回しにもできます)
画面上には「Wiseで使いたいオプションの選択」があらわれたと思うよ。
はい、出てきました!
「送金に必要なもの」が既に準備ができている場合は、ここで「送金する」を選ぼう。
- 受取人(アメリカ側)の通貨をドルにする
- 「送信人(日本側)から送る金額(日本円)」か「受取人(アメリカ側)が必要な金額(ドル)」のどちらか一方を入力
- それぞれの換算額が表示されるので、「続行」を選ぶ
- 「個人」の送金を選ぶ
- 日本からお金を送る人(送信人)の情報を記入
- 「受取人」を以下の基準で選ぶ
- 日本のご家族が、アメリカにいる家族に送る場合:「第三者」(「自分以外」と表記されている可能性もあります)
- 自分の日本の銀行から、アメリカの自分の銀行にお金を移す場合:「自分」
- 日本からアメリカのアパートの大家や語学学校に送金する場合:「法人・団体」(個人口座が指定されている場合は「第三者」を選びます)。
- 受取人(アメリカ側)の口座情報を入力します。
- 口座情報には、口座名義、銀行口座番号、ルーティングナンバーが必要
- 小切手帳の小切手の下に数字が書いてあって、最初の9桁がルーティングナンバー、残りが口座番号だよ。
- もし受取人の口座情報がわからなければ、受取人(アメリカ側)のメールアドレスを代わりに記載する
- そうすると、受取人が自分で口座情報を入力するか、あるいは、受取人がWiseに登録している場合、口座情報が自動的に反映されるよ
- 口座情報には、口座名義、銀行口座番号、ルーティングナンバーが必要
- 「利用目的」として、一番近いものを選ぶ
- 「年間予定送金額」を記入
- 大体の予定で大丈夫で、それから多くなっても少なくなっても、まったく問題ないよ
- 「収入源・年間収入」を記入
これで送金準備が完了!次に、本人確認に移るよ。
本人確認(スマートフォン操作推奨)
これまではパソコンでやっていたかと思うけど、本人確認は基本的にスマートフォンでやるよ。パソコンからでも一応できるけど、スマホでやった方がだいぶ楽だね。
- パソコンの画面に、本人確認手続きをおこなうためのリンクを、「メールでスマホに送る」か、「パソコンの画面にQRコードを表示させ、それをスマホで読み込む」かが表示されているので、自分のやりやすい方を選ぶ
- スマホに移動したら、「本人の確認方法」を選ぶ
- マイナンバーカードの情報はいずれにせよ提出する必要があるので、本人の確認方法はマイナンバーカードを使うことが一番楽で、絶対におすすめ
- 画面に4桁の認証コードがあらわれるので、認証コードを紙に手書きし、その紙とマイナンバーカードを並べ、写真を撮影する
- 撮影できたら「続行してアップロード」する
- 画面の指示に従い、身分証明書の厚さがわかるように、撮影する
- 身分証明書の裏面を撮影する
- 4桁の認証コードを書いた紙を手に持ち、カメラのインカメラを使って、自分と紙の写真を撮る(自撮り、セルフィー)
- 他の人に撮ってもらうと、認証されない可能性もあるので、自撮りするようにしよう
- マイナンバー関連書類をアップします。
ここまでで「本人確認」が終わりだよ。
ちょっと大変でしたが、なんとかできました!
ここまで終わらせておけば、数日経つと、Wiseが使えるようになるよ。もし、さきほど「送金する」を選んでいたら、さらに次のように進むよ。
- 受取手(アメリカ側)の居住国として「アメリカ」を選ぶ
- 送金の目的を選ぶ
- 「送金の詳細」を確認する
- このときに、アメリカ側に届く金額や日にち、日本側で振り込む金額がわかるよ
- Wiseへの入金方法を選ぶ
- 「銀行口座振込」か「デビットカード」のみが選べ、「クレジットカード」は選べないので注意
- ここで注意しなくてはいけないのが、振り込みの時に使う銀行口座・カードの名義人と、今回Wiseに登録した人物が同じでないといけないこと
- たとえば、自分の名義でWiseに登録したけど、振り込みを配偶者名義の口座からおこなうことはできないよ
- ここで注意しなくてはいけないのが、振り込みの時に使う銀行口座・カードの名義人と、今回Wiseに登録した人物が同じでないといけないこと
- 「デビットカード」より、「銀行口座振込」の方が手数料が安い場合が多いよ
- 「銀行口座振込」か「デビットカード」のみが選べ、「クレジットカード」は選べないので注意
- ここでは、「銀行口座振込」を選ぶ
- Wiseの銀行口座情報が表示される
- Wiseの三菱UFJ銀行の口座が指定されることがほとんど。そのため、自分の銀行口座が三菱UFJ銀行の場合、送金手数料は無料になるね。ただ、今後変わる可能性もあるので、間違いないか確認しよう
- 指定された期限までに入金する
- オンラインバンキングを使えば、すぐに振り込みができて便利
- なお、Wiseの銀行口座への入金が確認されないと、アメリカ側への送金がはじまらないので注意
あとは、受取人(アメリカ側)にお金が届くのを待つだけです。
ちょっと大変でしたが、なんとかできました!どれぐらいで届くんですか?
送金の45%が即時(Wise口座への入金確認後すぐ)、遅くとも2営業日以内に送金が完了するよ。銀行での海外送金サービスは大体5営業日はかかるので、Wiseのスピードは圧倒的だね。
めっちゃ早いですね!手数料が安く、レートが良いだけじゃなくて、スピードも早いのはすごいです。
既にアメリカにいる方がWiseを使う場合の注意点
最後に、既にアメリカにいる方に、注意してほしいことがあるよ。
何ですか?
それは、既にアメリカにいて、日本でWiseのアカウントを作っていない場合、日本にある自分の銀行口座からアメリカにある自分の銀行口座にお金を移すことはできないこと。その場合は、家族や友人にWiseのアカウントを作ってもらい、家族や友人の口座から、アメリカの自分の口座に送ってもらう必要があるよ。その後、その分の金額を銀行振り込みなどで、家族や友人に送ればOK。
つまり、アメリカに来る前に、日本でWiseに登録していれば、アメリカに来たあとも、日本の銀行からアメリカの銀行へのお金の移動が一人でできて便利ってことですね。
そうだね。なので、アメリカに来る予定で、まだ日本にいる方は、忘れないように日本にいる間にWiseのアカウントを作っておこう。
了解です!
もう1つ注意点があるよ。実は、単にアメリカで日本からのお金を受け取るだけだったら、アメリカの銀行口座さえあれば受け取れるので、Wiseアカウントを作る必要はないんだ。でも、アメリカでWiseアカウントを作っておいた方が良いよ。
何ですか?
というのも、アメリカで新しくWiseを作ると、日本からアメリカにの自分の口座にお金を送ってもらうときに、自分のアカウントのメールアドレスを日本側に伝えるだけで、とても簡単に送金ができるから。
確かに、日本の家族とかにとっては、アメリカ側の銀行情報の入力には手間がかかるので、自分のWiseアカウントのメールアドレスを教えて、送金をしてもらった方が、お互いにかなり楽になりますね。
そうだね。アメリカでWiseのアカウントの作り方も、日本の場合とほとんど同じだよ。必要書類が違うぐらいだね。アメリカでは、アメリカの住所、電話番号、ID(パスポート、SSNなど)が必要になるよ。
Wiseを使えばお得に資産運用ができる
あらためて、Wiseを使うことのメリット教えてもらえますか?
1つ目は、アメリカでお得に資産運用できることだね。日本のNISAを解約したあとに、まとまったお金が残っているよね。それをWiseを使ってお得にアメリカの銀行口座に移し、アメリカの資産運用にも使うんだ。資産運用で利益を上げるには、できるだけ大きな元手が必要だったよね。詳しくは、こちらの記事を読んでね。
毎月少額を積み立てても、利益は小さいですもんね。
2つ目は、それとは逆に、日本最終帰国後に、NISAをお得に再開できることだね。アメリカ駐在で、多くのドルが貯まると思うけど、それをそのままもっておくのは価値が目減りするだけだから、すぐに日本円に換えて、新NISAで投資した方が良いよ。詳しくはこちらの記事を読んでね。
それを聞くと、お得に資産運用するには、Wiseはマストですね。
それ以外にも、Wiseにはアメリカ駐在員にとっては、お得な使い方がいっぱいあるよ。たとえば、「Wiseデビットカード」(年会費無料、カード発行手数料1,200円)というカードがあるんだけど、これは日本の他のクレジットカードより、だいぶ手数料が低いよ。どれぐらいお得かは、こちらの記事を書いたから読んでみてね。
たとえば、アメリカから日本への最終帰国が決まった時にも便利だね。アメリカを離れる1〜2ヶ月前に、アメリカの口座を解約する必要があるけど、「Wise」があれば、残りのアメリカ滞在も快適に過ごせるよ。詳しくはこちらの記事を読んでね。
それは便利そうですね。
まとめ:アメリカ駐在員にとって「Wise」はマスト
- 「Wise」は簡単に無料登録できる
- Wiseは、業界最安の海外送金など、お得な金融サービスをたくさん提供している
- 日本での登録には、マイナンバーカードなどが必要
- アメリカ駐在をはじめる前に、日本でアカウント登録・本人確認を終わらせておくのがおすすめ
- アメリカ駐在員が資産運用をお得にするために「Wise」は必須
- アメリカで資産運用するときに、日本のお金をお得に両替して、投資の元本に使える
- 日本最終帰国後、NISAを再開するときに、アメリカのお金をお得に両替して、投資の元本に使える